異常おじさんの観察

 

 

 疲れすぎていて、日記を書く前に寝てしまった。振り返りつつ、昨日の日記を書く。

 

 9:00ぐらいに起きて、どうしても朝マックを食べたくなった。節約のためにスーパーに行こうかとも思ったが、どうしてもマフィンが食べたかった。

 ビッグブレックファストというデブ大喜びのモーニングセットを注文した。

 ハッシュドポテト・パンケーキ・マフィン・スクランブルエッグ・アイスカフェオレで780円。朝ごはんにしてはややリッチである。しかし、食べることが生きがいのわたしは欲望に抗えない。なんと言っても今日は無職脱却の記念日なので、今日ぐらいいいだろう。

 

 素晴らしく満腹になって、家に帰って気絶してしまった。1日活動するために食べた朝ご飯でドカ食い気絶をやらかした。悔しい。

 4時間ほど眠った。とりあえず風呂に入らなければならない。わたしは典型的な風呂嫌いで、いつまでも先延ばしにしてしまう。いっそお楽しみイベントにして銭湯に行けばいいと思いついたが、別に以前のようにガスが止まっているわけでもないため、もったいないので諦めて自宅で済ませる。

 

 

 バカデカいマシュマロを返す。最近はあまりモチベーションがないので、2~3日に一回まとめて返している。あらゆる観念についての言語化の機会を与えられることはとてもありがたい。面倒くさいと思うことももちろんあるし(最近は特にそう)、「うるせ〜〜〜〜!!!自分で考えろカス」とブチギレ発狂したくなることも時々あるが、まあ暇でやることもないので、とりあえず惰性でやっている。

 

 

 

 元バンドマンの友達がバンドを数年ぶりに再開するというので観に行く。これから、彼のバンドのデザイン全般を行うことになるので、下見も兼ねてということでゲストという形で呼んでくれて、ドリンク代だけで観ることができた。

 すごくいいバンドだ。わたしのフォロワーもきっと好きそうだと思う。オルタナ寄りのシューゲイザーが好きなら、たぶん好きになる。キャッチーでもあり不思議でもあって、何度聴いても新しい気持ちになる。Year After Yearというバンド。サブスクも1曲だけあるので、よかったら聴いてみてね。

 他のバンドもいいバンドで、全体的にレベルの高いライブだった。

 

 Year After Yearのメンバーを紹介してもらった。デザインができるメンバーがいるのに、どうしてわたしに依頼してくれるのだろうとは思う。おそらく以前その友達が言っていた、全てのクリエイターに敬意を払いたいという言葉に由来するのだろう。自分たちでやるのが一番安上がりだけれど、まあ確かに自給自足だけでは世界は広がらない。

 友達にお酒も奢ってもらって、友達の友達(こちらも元バンドマン)と仲良くなって、気分よくライブハウスを出た。

 

 

 

 その後、チャトレの面接と体験入店に行く。いよいよ免許証を使う時が来た。

 オフィスは驚くほど綺麗だった。メンズエステの時もそうだったが、こういう女の子が商品である事業の事務所はびっくりするぐらい綺麗にされていて、アメニティやお菓子までたくさん置いてある。

 一方、コンカフェやキャバクラなど飲み屋となると、めちゃくちゃ汚かったりする。どうしても店舗面積が限られているし、何せみんなが土足で歩き回るのだから仕方ないのだろう。おもしろい違いだと思う。

 

 給料システムや配信サイトの使い方などの説明を受けて、体験することになった。

 まあ簡単にいうと、バーチャルセクキャバという感じだ。どこまでアダルトにやるかというのは個人の裁量らしい。わたしはそこまで過激にやりたくないというか、そこまでしてめちゃくちゃ稼ぎたいわけではないので、ほどほどにそれなりにやっていく。

 会話もほとんど下ネタ中心で、精神的に参りそうにもなったが、触られることは絶対にないので、給料が発生するならまあよしとする。何よりも異常おじさんの観察がおもしろい。性欲で日本語がおかしくなった彼らも、昼は社会に出てまともな顔をして、まともな日本語で会話をして働いているのだ。

 

 やっぱりコンカフェはいい仕事だったなと思う。まあこちらにも下ネタしか言わない言葉のセクハラが大好きなキモ・異常おじさんもいるが、だいたいの客はお酒を飲んで他愛もない会話をするのが好きで来るので、精神衛生にはよかった。

 

 

 夜もだいぶ遅いので、眠すぎて気が狂いそうになりながら、3時間ほど配信した。日払いの給料を受け取って、自宅に帰る。

 今日もなんだかんだ充実した1日だった。無職になってからも忙しい日々を送れていたというのは恵まれている。今日からまた労働者だ。なんとかやっていきたい。お金は大事。